【フルリモート組織の本社】WeWork 丸の内北口を選択した理由
ROUTE06は2022年9月にWeWork 丸の内北口に本社を移転しました。この記事では、「リモートファースト」を前提に組織や制度を設計し、社員の約半数が首都圏外に在住するROUTE06が本社移転先にWeWorkを選択した理由についてご紹介します。
これまでのオフィス環境と移転の背景
2020年の創業時からこの度の移転までの約2年半、当社株主であるデライト・ベンチャーズのオフィスに入居していましたが、事業拡大を背景に新たなオフィスを探すことになりました。今回移転先を選ぶ際に重視したポイントは4つです。
立地
顧客である大手企業の方々がアクセスしやすく、また遠方在住の社員も出張等で訪問しやすい場所にあること契約の柔軟性
席数が柔軟に変更できること、出社する人を固定する必要がないこと情報管理・セキュリティ
セキュリティ認証取得や上場準備に向けての重要書類が保管できるセキュアな環境であることブランディング
オフィスそのものが自社のブランディングに寄与すること
ROUTE06では場所や時間に依存せず多様な社員が働ける環境づくりを重視しており、これまでも大多数の社員が特定のオフィスに出社せずフルリモートで業務を行なってきました。従業員数に比例して必ずしも出社人数が増えるわけではないため、通常の賃貸借型のオフィス利用ではオーバースペックになってしまう可能性があります。
そのような前提のもとで、上記の4点をバランスよく満たす場所としてWeWork 丸の内北口を移転先に決定しました。
WeWork 丸の内北口の良いところ
・フルリモートに対応した契約形態
出社人数や増員に合わせて柔軟に契約を変更できるので、将来の採用計画から逆算して事前に広いスペースを用意する必要がない
・充実したファシリティ
デスク、チェア等のオフィス什器をはじめ、フォンブース、簡易的な売店などの設備が入居当初から整っていることに加え、海外チームが担当したオフィスデザインによって洗練された雰囲気づくりが行われており、通常の賃貸借契約に比べて内装工事や設備への投資が相対的に安く抑えられる
・専用アプリによる効率化
ゲスト対応や会議室予約などが専用のスマートフォンアプリで行うことができ、ITシステムや情報セキュリティなどの管理面での工数削減にもつながる
・利便性と知名度
一等地にあるため各方面からアクセスしやすく、社外の方を招いたミーティングも実施しやすい。また、グローバルで新たなビジネスモデルを展開する新興企業としての知名度が高く、取引先となる大手企業を中心としたステークホルダーの方々からも好意をもって受け入れらやすい
ROUTE06にとってのオフィス
ROUTE06はフルリモート組織を前提として創業したスタートアップ企業です。新規事業の創出や既存事業における顧客タッチポイントのデジタル化など、大手企業の抱える複雑な事業課題を解決するために常に多様なメンバーの力を必要としており、将来は数千人以上の従業員が働くような新しい大企業になることを目指しています。
その実現のため、創業初期から関東圏内や国内に限らず多様なメンバーがフルリモートで働ける環境づくりに取り組んできました。今後もリモートに対応した就業規則や様々なコーポレートの制度面だけでなく、全社でGitHubを活用するなど透明性の高いドキュメンテーションベースのワークフロー構築など、勤務場所や時間による情報格差や機会損失ができるだけ発生しない会社であることを大事にしていきたいと考えています。
フルリモートを前提としつつ、ROUTE06がオフィスを通じて社員に提供したいのは「フラッと立ち寄れるカフェのような場所」です。行けば誰かに会えたり、自宅とは気分を変えて仕事ができたりするような、気軽な場所でありたいと考えています。
業務自体はフルリモートで出社せずできる環境であるからこそ、リアルなオフィスへの「出社」は業務に関係なく、新しい発見やつながりが増えるきっかけになることを目指す中、時間や座席を固定したり出社を強制したりすることなく社員が気軽に立ち寄れる場所として、WeWork 丸の内北口は現在のROUTE06にぴったりのオフィスでした。
実際に入居した感想
WeWork 丸の内北口を実際に利用した社員の声を紹介します。まだ入居して数ヶ月ですが、ポジティブな声が多く聞かれました。
今後検討したいこと
出社する社員はWeWorkの様々なファシリティを活用できる反面、気軽に出社できない首都圏外に居住する社員との機会格差が少なからず発生しているため、オフィス設備に関しても居住場所に関係なく平等に機会を得られるような環境整備や制度等も今後検討していく予定です。
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